子宮外妊娠とは
妊娠のプロセスにおいては、受精卵は通常、子宮腔内に着床するわけですが、受精卵は時として、子宮腔以外の場所に着床してしまいます。
こうした症状を、総称して「子宮外妊娠」といいます。
子宮外妊娠は、大きく分けて、以下の四つに分けられます。
・卵管に着床する「卵管妊娠」(子宮外妊娠全体の97%がこれ)
・卵巣の内部もしくは表面に着床する「卵巣妊娠」
・子宮頸管に起こる「頸管妊娠」
・多くの場合、卵管流産の延長で起きる「腹腔妊娠」
統計によると、子宮外妊娠は近年増加傾向にあります。
子宮外妊娠は、場合によっては命に関わるものですから、子宮外妊娠が疑われるような場合は、信頼できる医師にかかるようにしましょう。