不妊検査
不妊検査とは、その名前のとおり、妊娠できない原因を検査によって解明することです。
不妊症の定義は「妊娠を希望する健康な男女が、2年以上正常な性生活を行っても妊娠しない状態」です。
ですから、その夫婦が妊娠を望んでおらず、かつ健康であれば、不妊症とは言いませんし、不妊検査や治療も必要ありません。
しかし、妊娠を望んでいるのに妊娠できない場合は、不妊検査を受けることになります。
妊娠が成立しない原因は、必ずしも女性側にのみあるわけではありません。
その割合は一般的に、女性側に問題があるケースが1/3、男性側に問題があるケースが1/3、両者に問題があるケースが1/3と言われています。
つまり男女のどちらか、もしくは双方が、明らかに不妊に至るような病気にかかっている場合を除いては、不妊検査は男女双方が受けることが大切です。