妊娠というもの
妊娠。
ある意味これほど、扱いに大きな違いがある現象はないかもしれません(苦笑)。
妊娠が結婚前であったり、それも学生とか不倫とかだったり、あるいは不幸な事件の結果の妊娠だったりしたら、それはもう、妊娠=とんでもないこと!!になってしまいます。
他方、結婚したら、周りから「子供はまだか」と妊娠が推奨されます。
当たり前といえば当たり前なのかもしれません。
誰もが、昔からこの妊娠の扱われ方の違いに、違和感を感じていることでしょう。
妊娠とは、いずれにせよ新たな生命が誕生する知らせです。
子供は出産されて「誕生する」ものではなく、少なくとも妊娠が確認された時には、既に命ある存在であるといえます。
女性の妊娠に、これから生まれてくるひとつの命(双子なら二つの命ですが)に、敬意を払い、歓迎してあげたいものですね。